平成23年2月27日 中電ホール(名古屋市中区)において、県民公開シンポジウム"がん患者とともに考えるセミナー"「がん治療口から食べて人間らしく乗り切りたい!」を愛知県がんセンター中央病院との共同企画で開催いたしました。
当日は345名と多くの県民の皆様と医療職種関係者にご参加をいただきました。特別講演1では、「いつまでもおいしく食べるために」藤田保健衛生大学 緩和医療学講座 助教 村井美代先生、特別講演2には、「口のケアでがん治療を乗り越えよう!〜がん治療と口に関する大事な情報提供」静岡県立静岡がんセンター 歯科口腔外科 部長 大田洋二郎先生とお二人の先生より「口から食べる」を視点にお話をいただきました。口から十分に食事ができない時の対応方法や緩和方法、口内炎に対する予防方法など多くの情報提供をいただきました。また、後半には「それぞれの職種の役割を考える」と題し、シンポジウム形式(座長 愛知県がんセンター中央病院 薬物療法部 部長 室圭 氏)で、がん治療患者さんに何ができるかについてディスカッションされました。
会場外には、協賛会社からの口腔衛生に関する製品の紹介展示が行われました。なかなか直接患者さんからご意見をいただける機会が少ないのでこのような場でご意見いただけたことは非常に有意義であったと感想を頂いております。
最後に、開催にあたりご支援とご協力頂きました関係者の皆様に深く感謝申し上げます。