専門的対応人材育成研修とは?

歯科衛生士の基礎があることを前提に、
・摂食嚥下障害患者の病態把握、評価・訓練方法
・障害児・者にへの対応、リスクマネジメント方法
・全身疾患に配慮した口腔衛生管理の実践
・訪問診療での歯科衛生士の役割  など
より専門性の習得を目的に年間通して研修するプログラムです。

対象(条件)

必須条件:
・愛知県内に在住あるいは勤務先がある歯科衛生士会会員
・本研修の受講にあたり希望する動機がある者
・歯科衛生士養成学校卒業から30年以内の者
・直近で3年以上、歯科衛生士として従事している者

受講条件:下記の1〜5のいずれかに該当する者

  1. 日本歯科衛生士会あるいは関連学会の認定歯科衛生士取得を目指している者
  2. 歯科衛生士の指導者から教育方法を学び、後進指導の方法を習得したい者
  3. 医療機関内あるいは、在宅・施設における多職種との連携の実際を学びたいと考えている者
  4. 障害児・者の歯科・口腔管理の方法を学び、認定取得や現場指導者を目指す者
  5. 1〜4に該当しないが、本研修の受講理由が明確で、研修受講に妥当性があると判断された者※

※ 当会が定めた判断基準に沿って妥当性判断を行う

研修プログラム

本研修を受講する目的に合わせて、受講する講義や臨床実習先の選定など、
研修内容はすべて個別にプログラムされます。
また、それらの習得度についても随時評価を加えながら、研修目標が達成されるようにサポートします。

 

  • ・受講者の目的に合わせて、必須受講の講義と実習先を選定
  • ・受講オリエンテーション実施
  • ・本会研修開催期間中に8〜10必須講義受講
  • ・(臨床実習と並行になる期間あり)
  • ・臨床実習の達成目標を設定し、臨床実習(約4回)を行う
  • ・(期間や頻度の詳細は実習指導者と相談)
  • ・講義受講後テスト(講義受講での知識習得を評価)
  • ・臨床実習評価(達成目標にどの程度到達したかを評価)
  • ・症例報告(臨床実習先で経験する症例を報告する)

指導体制

本研修では、1人の研修生に対し2名の指導者で、プログラム全体のサポートと、臨床実習先の指導を対応します。

指導者基準(臨床実習指導者)

  • ・日本歯科衛生士会あるいは学会の認定・指導歯科衛生士であることが必須
  • ・学会発表経験、研修会での講師経験があるもの

 

研修費用

講義(研修会)受講料+指導料:1講義4000円(1日研修)× 回数分
臨床実習費:1回2000円×4回=8000円
(臨床実習を4回行う想定の概算です)
合計は、個々に変動します。

※1. 臨床実習先への交通費、症例報告の印刷費等は含まれない。
※2. 別途費用発生することを考慮する。

応募方法

指定の申し込み用紙に必要事項を記入し、郵送またはFAXでお送りください。

宛先:〒460-0002 名古屋市中区丸の内3丁目5番18号 愛知県歯科医師会館6階
    公益社団法人 愛知県歯科衛生士会 専門的対応人材育成研修担当者 宛て

お問い合わせ:公益社団法人 愛知県歯科衛生士会事務局
Mail:adha@cronos.ocn.ne.jp
TEL:052-962-9171(平日10:00〜16:00) FAX:052-962-9172