平成24年3月25日（日）に、愛知県がんセンター中央病院国際医学交流センターで、「平成23年度専門的口腔ケア対応人材育成研修症例発表会」が開催された。今回で6年目となるこの研修は、6期生として3名が、臨地実習先で学習した症例を発表した。臨地実習先の歯科医師や一般会員、これから入会を希望している方や、本研修生OGなど50余名の参加を得て、各発表を通じて様々なディスカッションが活発になされた。研修生には本研修で得た知識と経験をそれぞれの現場に反映させながら、さらなる研鑽を重ね多くの患者さんに貢献されることを期待する。

 

　＜今回初めて症例発表会に参加者からの感想です。＞

 ・現在一般歯科に勤務しています。今回参加した理由は、時々介護施設で口腔ケアをしているからです。今後、介護場面での知識・技術の向上の為に人材育成研修を受講したいと思っております。

・老人施設の口腔ケアをしています。知り合いにこの様な研修と症例発表会があると紹介してもらい参加しました。１年間の座学・実習と大変だったと思います。研修のまとめの症例発表はみなさんとても素晴らしく、貴重な話を聞くことができて、とてもいい経験になりました。

・老人ホームにて有病高齢者の口腔ケアに携わっています。ケアをおこなう中で疑問や不安があり友人に相談したところ、症例発表会があることを教えてもらいました。関わっているケースとは違いましたが、取り組み方やプランの立て方など非常に参考になりました。今日学んだことを今後の業務の参考にしていきたいと思います。

 

次年度（平成24年度）も引き続き、充実した座学と臨地実習先を揃えた専門的口腔ケア対応人材育成研修開催予定。詳細は４月下旬から５月上旬に会員発送物にて発表。

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