• 2020年09月10日

    研修会「歯科衛生士も摂食嚥下の精密評価を理解しよう」開催報告

新型コロナウイルス感染拡大のため、今年度の全研修会を集合型からオンラインに変更し、今年度1回目となる研修会が823日に開催された。

 

毎年受講者から好評を頂いている、谷口裕重先生(朝日大学歯学部口腔病態医療学講座 摂食嚥下リハビリテーション分野 准教授)を講師に迎え

「歯科衛生士も摂食嚥下の精密検査を理解しよう」をテーマに講義いただいた。

 

講義前半は、摂食嚥下の分野において、これからの歯科医療従事者に必ず必要となる多職種連携における役割についてや、患者さんの各ステージ応じた「目的」を見失わないプランの作成などをキーワードとして示していただき、歯科衛生士として臨床に直結する知識を学ぶ機会となった。

後半は、症例を用いたVFVE画像の動態から評価する方法を分かりやすく解説いただいた。また、歯科衛生士が摂食嚥下障害の評価するうえで、疾患や現症の把握、脳の損傷部位、実際の食事場面の評価など臨床現場で活用できる重要なポイントについて理解を深めることが出来た。

 

今回は、はじめてのオンライン研修会のため接続等のトラブルもあり、今後の課題があったものの、受講者からは、様々な研修会が中止になる中、感染リスクなく安心して参加出来たとの、多くの好評の感想が寄せられた。

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