2026年02月02日
【研修会報告】実践で学ぶリスク管理 咽頭喀痰吸引
2026年1月25日(日)愛知県歯科衛生士会研修会が、県外からの参加者も多数の中、愛知県歯科医師会館にて集合型で開催された。今回は、医療法人静心会 桶狭間病院 藤田こころケアセンターの渡邉理沙先生に「実践で学ぶリスク管理:咽頭喀痰吸引」 をテーマにご講義いただいた。
午前の部では、歯科衛生士が行う吸引に関する法的解釈と実施者の要件についての講義が行われた。吸引は解剖のイメージが重要となる医療行為であるため、解剖学的知識の復習から始まり、吸引の適応となる状態やアセスメント、咽頭・気管吸引の合併症と対処法、排痰ケア:体位ドレナージやスクイージングについて分かりやすく解説していただいた。
午後の部では、3つのグループに分かれ、肺理学(スクイージング)、模型を用いての吸引、鼻腔への吸引カテーテル挿入の実習が行われた。また、窒息の徴候、対処法についても解説していただき、リスクマネジメントの重要性についても学ぶことができた。
今回の研修会を通じて、医療従事者としての咽頭喀痰吸引のリスクマネジメントの重要性を改めて認識した。そのため普段から健常者同士で何度も吸引の経験を積み重ねて、吸引手技だけに集中しないように、患者の状態観察を行いながら安全に対応出来るようにしておく必要があると感じた。
病院歯科保健委員会 加藤佑奈

