• 2022年07月20日

    【研修会報告】全身疾患の基礎Ⅰ 心疾患、糖尿病、腎不全(人工透析)について対応できるようになろう!

今年度1回目となる愛知県歯科衛生士会研修会が6月26日に開催された。

午前は愛知県歯科衛生士会 渡邉理沙先生より「心疾患」についてご講義いただいた。

循環器疾患の種類や特徴について、図も交えながら説明いただき、理解を深めることができた。

各疾患に対しての医療面接、診察時に注意するポイントを具体的に解説いただいたことで実践的な知識に繋げることができた。

午後は昨年に引き続き、愛知県歯科衛生士会 石本多実先生に「糖尿病、腎不全(人工透析)」についてご講義いただいた。

途中、ZOOMのリアクション機能を使用して、先生からの質問に手を挙げるなど参加型の研修会であった。

同テーマで歯科衛生士向けの研修会の場合、糖尿病と歯周病についての話がメインとなることが多いが、本研修会はそれだけでなく、糖尿病、腎不全の全身的におこりうる合併症や治療法などについてもわかりやすく解説いただいた。

全身疾患の研修会は患者対応をする上での「基礎」となるため、当会の研修会の中でも毎年、初回に開催できるように計画している。

超高齢社会の今、心疾患や糖尿病、腎不全は診療所勤務の歯科衛生士も対応することの多い疾患である。多くの高齢者が有する疾患だからこそ、軽視することなく歯科衛生士としてどのような対応が必要なのか学ぶことが重要であると感じた。

生涯研修委員 松永奈津希

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