2025年9月7日(日)愛知県歯科衛生士会研修会が集合型オンデマンドにて開催された。本研修では、日本歯科衛生士会のオンデマンド研修DH-KENの「歯周治療の基礎技術 Ⅱ検査と評価」を県外からの受講者も含め14名が受講した。
講師は古市 保志 先生(北海道医療大学歯学部特任教授)で、歯周組織の検査だけでなく、医療面接やエックス線写真の読影やCTの見方、歯周治療の基本的な流れと進め方について学んだ。
受講者からのアンケートでは「動画が術者の視点でわかりやすかった」や、「口腔内をみるときに何を注意するとよいのか学ぶことができた」との回答があり、日常臨床にそって歯周基本治療の基礎を振り返ることができた。
研修会終了後は少人数のグループにわかれディスカッションを行い、現況や今後の展望、抱負について語り合い、普段の臨床で感じていることや、疑問、悩みを共有することができた。
受講者は実務経験が卒後1年目から30年以上と様々で、勤務先も歯科診療所だけではなく、病院や行政、高齢者施設と幅広かったが、歯科衛生士としてどこの臨床現場においても、歯周基本治療に携わる基礎知識・技術を身につけることは重要だと改めて実感した。
愛知県歯科衛生士会では11月9日(日)ペリオ3「超音波スケーラーを用いた縁上・縁下スケーリングを実践的に学ぼう!」が集合型で開催される。こちらの研修会は満席となっているが、10月12日(日)〜11月9日(日)にペリオ4「歯科衛生士になって改めて学ぶPMTC」がオンデマンド研修で開催されるので、ぜひそちらも受講いただきたい。
生涯研修委員会 石本多実


